
本日、四万十川流域が国の重要文化的景観に選定されました。
「文化的景観」は日本ではまだ聞き慣れない言葉だと思いますが、自然とそこに暮らす人々の生活の相互作用で形作られた景観をいいます。
世界遺産では1992年頃から登録が増え始めていて、日本でも石見銀山や紀伊山地の霊場等が文化的景観として世界遺産に登録されています。
国内では2005年に文化的景観が文化財の仲間入りをし、これまでに近江八幡の水郷など9件が重要文化的景観として選定されています。
そして、今回新たに京都宇治の景観と四万十川流域の景観の6件(四万十川流域は5市町分)が選定を受ました。
これで重要文化的景観は合計で15件になりました。
四万十川流域の文化的景観の大きな特徴は、流域の津野町、檮原町、中土佐町、四万十町、四万十市の5市町が連携して自治体を越えた広い範囲を選定したことで、これは前例のないことです。
これまでは、”四万十川”というと”自然”というイメージが強かったですが、じつは四万十川の自然は流域に暮らす人たちが支えてきたものです。流域での人の暮らしが四万十川をより豊かなものにしてきたはずです。
この選定が、外から訪れる人たちには、山から川を通じて海につながる流域文化の流れと出会うチャンスに、流域に暮らす人たちには、地域の価値を再認識する機会になればと思います。
文化的景観はほかの文化財と少し違って、景観という”生もの”を保護するので、ガラスケースや薬品で守ることはできません。
この景観を守っていく一番効果的な方法はきっとみんながそれを大事だと考えることだと思います。
四万十川が『最後の清流』とテレビで放映されてから30年近く、四万十川の様子もずいぶん変わってきています。
これまでは外側からの評価が四万十川の価値でしたが、これからは地域が四万十川の価値を掘り出していくことが大事になってきそうです。
- 2009/02/12(木) 22:00:36|
- Lush*Life
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いいことですね。
文化的景観と言う言葉は分かったようで分からない言葉ですが、、
自然と人間が育んで来た風景、造り上げて来た文化なんでしょうか。
今後、どのような活動が行われるのでしょうか?
興味ありますね。
- 2009/02/17(火) 21:25:54 |
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- 牧野貧太郎 #-
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この文化財はまだまだ知られてないのと、ちょっとこれまでと違うのでまさに分かったようで分からない感じです^^;;
先日、奈文研でシンポジウムがあったのですが、そこでもまだかなり『??』な感じでとらえられていました
それでも200名を越える参加があって、今後も50〜60の自治体が選定に向けて取り組みを始めるようです
いろんな人に知ってもらうこともも含めてこれからなんでしょうね^^;
選定を前後して各町でシンポジウムが開催されています
28日の土曜日も四万十町でシンポジウムがある予定ですよ
http://www.town.shimanto.lg.jp/event/detail.php?hdnKey=570
ちなみに3月には東京でも計画されています
http://www.shimanto.or.jp/shimanto/program.html
これからは文化財の保全だけでなくて、流域に暮らす人たちに価値や意味をしってもらう計画や、観光資源としての利用も検討されていくようです
- 2009/02/27(金) 07:15:14 |
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- Shin #80nwyN0c
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素敵なブログですね。
四万十川流域が重要文化的景観に選ばれたことを嬉しく思います。
高知県人ですが、まだまだ知らないことばかり。自然と共存していくには人間の努力が不可欠ですね。
- 2009/04/09(木) 19:21:43 |
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- mio #-
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mionさんはじめまして^^
ご来訪ありがとうございます!
僕も高知については知らないことだらけ^^;
でも、おかげで毎日楽しめてます
文化的景観は自然と人の調和でかたち創られてきたものなので、生活してると当たり前のように思ってしまいますが、実はとても貴重なものなんですよね
またあたらしい目で四万十にもおいで下さい!
もちろんこのブログでもお待ちしています^^
今後ともよろしく!
- 2009/04/09(木) 20:40:33 |
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- Shin #80nwyN0c
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