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口屋内にある不思議な建物



さぁて、久々の更新ですが、これはなんでしょう?

この土日は文化的景観三昧でした
というのも奈良から講師を招いての講演会が二日続けてあったからで、中村と口屋内の2個所へ通ってました。

いろいろと聞くにつけ、景観ってのはその土地での人の暮らしや生活のあり方を引き継ぎつつ魅力を増して行くんだなぁと思うことしきり。
文化的景観の視点というのは地域の履歴書を見直すような作業なのかもしれません。

んで、この建物。
口屋内の沈下橋を渡ってすぐの右岸側にあります。
口屋内は四万十川と支流の黒尊川が合流するところの集落で、四万十川を挟んだ2つの居住地が1つの集落としてまとまっています。
沢山ある沈下橋の中で、僕が一番フォルムのカッコいいとおもう沈下橋のあるところでもあります^^

口屋内には四万十川の中・下流域にある人と川と山の関わりを示すものがまとまって見られます。
船着場の跡、沈下橋、トラス橋という渡河の歴史を遺すモノ、森林鉄道の跡、土場跡など山との関わりを示すモノ、河から集落を守る石垣、洪水の碑、見合い地蔵等川の氾濫を示すモノ、数え挙げればキリがありません。

かつて林業が盛んであった頃、口屋内には黒尊の山々から切り出された木材が、森林軌道に乗せられて集められていました。
集められた木材は筏に組んで、本流を流し、河口まで運ばれていきます。

ところが、より安定した木材の運搬を可能にするため、トラック輸送が主流になってくると、それまでの森林軌道は道路へと変貌します。
沈下橋が架橋されるのもこの頃。
口屋内では四万十川の砂利を運んで道路を敷設していきました。

その川から採った砂利をトラックへ積み込むための台がこのコンクリートの建物なんです。
トラックの荷台は高いので、一旦この建物に砂利を積んでおいて、人力でトラックへ砂利を積んだのだとか。

20100307b.jpg

普通なら道路の敷設が完了すれば壊してしまうようなものですが、なぜか口屋内ではこの建物が残りました。
おそらく四万十川流域でもこんな構造物が残っているところは他にないでしょう。
今ではこの建物がどんなものかを知る人も少なくなっていますが、川が輸送路としての役割を終え、森林軌道から道路へとその機能が移っていく過渡期の様子を今に伝える数少ない建物です。

 
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  1. 2010/03/07(日) 22:59:13|
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